いいえ、食べられます。
昔から食事は、朝、昼、夜、3食食べることが一般的だったのですが、1日1食でいいと聞いてまずびっくり。
かの有名な芸能人の方々も、取り入れられている方が本当に多くてさらにびっくり。
だけど、1食しか食べないからダイエットにはきっといいかもしれないけど、『リバウンドの心配は?』、それに今までの食生活を変えて健康面では大丈夫なの?
もちろんのこと女性は健康的にキレイであり続けることが1番の最重要項目。
なので、1日1食とは?、私が試して良かったこと、良くなかったことをご紹介していきます。
そもそも1日1食って何?
その名の通り、1日1回だけ食事をして、そのほかの時間は断食するということです。
そもそも断食というのは宗教の精神面の修行の一環として執り行われてきたもので、
様々な宗教で邪念を祓うという意味で、身体や精神の浄化につながると信じられていたそうです。
それが、今の現代人向けに生活スタイルや食事のあり方に合わせアレンジされてきた断食が1日1食と言えるんだと思います。
現代人はそもそも食べ過ぎている
こんな話し聞いたことありますか?
トースターが日本に輸入されてきたことにより朝食文化が生まれたという話し。
『朝はパン、パンパパン♫』でもお馴染みですが、
それまでは、朝食は食べていなかったそうです。
朝食しっかり食べて身体を起こそう!
お昼しっかり食べないと昼から頑張れないよ!
夜ごはんはもちろん昔からの生活でもいただいてましたので手を合わせて、いただきます!
これって実は食べ過ぎているのです。
現代向けにアレンジされたファスティング
アメリカでも“one meal a day”=OMADとして1日1食をやってるそうです。
朝食を食べない1日2食を実践している方も多くなっています。
肥満や生活習慣病が多くなっている今、食事のあり方を見つめなおそうという動きが高まっているようです。
ついつい食べ過ぎてしまう1食とおやつなど頻繁な食事の回数は、摂取カロリーを大幅に上回ってしまい糖尿病やたくさんの大病のリスクを高めてしまっている状態です。
もう食べること自体をやめよう!断食ほどはムリだけどもっと手軽にできる方法として食事の回数を見直すプチ断食「1日1食」もしくは「1日2食」が選ばれているのです。
1日1食にした8つのメリット
1日1食を始めるのって初めは本当にきつい…このあたりはデメリットでお伝えしますが、でも私にとって1日1食のメリットの方がとても大きかったです。
冒頭でもお伝えしたように身体が喜んでるんだろうなという素晴らしいことが起こりました。
まずは1日1食をして良かったこと8つをご紹介していきます。
良かったこと①体重が一気に2kgダウン
これに関しては普通に起こり得ることですね。食べないんですから。
私は太ってないけど、体重が減るというのは女性にとってやっぱりうれしい瞬間です♡
良かったこと②体臭が減る
これはわりとびっくりしました。とくに気にしてはいなかったのですが、たとえば油分の多いもの、中華を食べたり、焼肉を食べたり、油物ばかりを1食で食べたとしても、翌朝なんか違う…
普段から匂うタイプじゃないのか?と思われるかもしれませんが、違います!
たぶん体内でしっかり消化ができているんだと思います。
やっぱり朝、昼、夜、きちんと食べていると食べたものが体内にずっとある状態が維持されていることになります。
まっさらで何もない状態から、食事を体内に入れたとしてもすぐ消化され排出、そしてまた体内には何も無い状態になってれば体臭が変わることは当然のことだと思います。
良かったこと③便秘が解消された
これは今まで食べ過ぎてたのかなと実感させられたことの1つ。
1日1食にして徐々に便秘が改善されてきました。
私は本当にひどくて、毎日ビールを飲むこともあり体内が冷えて下痢は起こすけど、基本は便秘なので腸にはどんどん溜まっていく状態。
胃まで到達してるんじゃないかと思うほど。
なので下剤は定期的に飲んでました。
下剤飲むと、出た瞬間お腹空いた〜となるくらいです(汗)
でも、食習慣を1日1食に変えたことで内臓機能が復活して(後述)きちんと役割分担を果たせるようになったのかなと思ってます。
良かったこと④食べてないことで出来る貯金
実際にはやってないので、やっておけば良かったなって感じですが…
朝、たとえばコーヒーとパンを食べます。ごはんとお味噌汁でもいいです。
家で食べればたぶん金額的に100円いかないくらいですが、喫茶店へモーニングへ行った場合は500円はかかります。
ランチも外へ食べに行けば場所によりますが、500円〜1,500円くらいですかね。
おやつも300円ほどかかると思います。
朝 500円 + 昼 1,000円 + おやつ 300円 = 1日 1,800円
私はもう8年は続けています。
実際子供がいるし、お盆や年末年始のような長期休暇の時は正直に言えばやれていない時も多々ありますが、もしも毎日できていた場合の単純計算では525万円の貯蓄ができてておかしくないんですよね…
これ、やばくないですか??
良かったこと⑤時間の有効活用
人それぞれ考え方が異なりますので、自分自身が体調面や精神面でもっとも都合のいい食事のスタイルを選ぶべきです。
私の場合、朝、昼は食べずに夜いただきます。
朝の食事の時間…朝はバタバタしますから、急いで食べて10分くらい。
ランチの時間…ゆっくり会社の人と交流しながら40分ほどの食事
ランチの移動やお手洗い、化粧直しを含めれば、ランチの時間を約1時間ほど使います。
私は朝も昼も食べないので、1日に使う時間が食べる人と比べると1時間10分浮くことになります。
その時間は、仕事しても良し!読書の時間にしてもよし!寝ても良し!
私はこの時間に子供がいたら出来ないこと、なるべく自分の大切な時間として大事に過ごしています。
良かったこと⑥午後の時間が眠くなりにくい
食事をすると主軸の内臓器官が一生懸命働いて頑張って消化活動をしてくれます。
必然的に、身体は働いた分休息を求めるわけです。
だから眠くなる。
食べない私は眠くなりません。
良かったこと⑦お付き合いに合わせその日の1食を選べる
長く1日1食をやっていると夜食べたい私だけど、その日はお付き合い等でランチや会食なんてこともあります。
そんな日も私はランチ食べたらディナーはいただきません。
もちろん娘のための夜ごはんは作りますよ!
だけど私はビールは飲みますが、ディナーはいただきません。
良かったこと⑧好きなだけ食べられる
1日1食。大変さだけが先走ってしまいそうですがそんなことはなく、1食で私は本当に食べたいだけ食べます。
デザートなどの甘いものやお菓子はあまり好きじゃないから食べないけど、最後の〆で食べる時もあるし、
基本的にはビール好きな私は最後の〆にラーメンやお米系いきます…(笑)
でもそれもまったく問題になりません!
良かったこと⑧オートファジー現象で健康になる
「夜ごはんを食べた後次の食事の時間まで16時間、開けると身体にとってとても良い」と聞きました。
その理由は、プチファスティングな状態は、体内にあるミトコンドリアに良い影響を与えるそうです。
身体は普段、傷を負うと勝手に治してくれます。
その機能は毎日、外からの栄養素を元手に完璧に働いてくれますが、外から栄養素が入ってこない状態が続くと『あれ?いつもの栄養素が入ってこない…やばい!自分で作らないと!』という感じで身体が勝手に頑張ってオートファジーという現象を生み出すそうです。
オートファジーは、老廃物や悪玉タンパク質、古くなった細胞などを分解し、エネルギー源に変え新しいものに作り変えるのです。細胞内のゴミ処理をする感覚。
栄養豊富な状態では発動しないんですね…やっぱり身体ってすごい!
ミトコンドリアは身体にとって活力となるとても良い細胞器官ですが、古くなると大量の身体にとって良くない活性酸素を発生させるそうです。
でもオートファジーが働いている身体であれば、細胞が新しく生まれ変わるため活性酸素を抑制して身体への負担を軽減できるというわけです。
さらに内臓に何もない状態は内臓器官を安眠させてるようなもの。
食事をした場合、個人差はありますが、体内では消化器官が消化、吸収してくれ便として排泄されるまで24時間〜48時間かかるそうです。
その間、内臓・消化器官はずっと一生懸命働いていることになります。
人は誰でも疲れれば休みたくなるもので、内臓器官も同様ずっと働いていれば鈍くなって消化吸収が上手にできなくなったり、腸内環境が悪化、体調不良の原因にもつながります。
内臓器官を休ませることによって、器官の健康維持や消化機能の向上が期待でます。
なんといっても私の健康診断の結果が改善していたことが1番の証明です。
1日1食にした3つのデメリット
そう。今まで豊富に入ってきていた栄養素が突然入ってこなくなれば身体はびっくりすることは当然です。
1日1食にした当初はやめようかとも思うほどでしたが、今はやってて良かったと思います。
身体に起こる変化をデメリットとしてご紹介します。
デメリット①始めた当初、生理不順になった
初めてばかりのころ、今まで食べていた食事による栄養素が突然入らなくなり身体はパニック状態になったんだと思います。
『人にとって大事な内臓・消化器官。そこを修復しないことには次にいけない!ということで、おそらく子宮まで考えがまとまらなかったため不順をもたらした…』と、考えています。
私は、生理が始まってからだいたい25〜30日くらいの周期で毎月きていたので、生理不順とは無縁だったのですが1日1食にしてすぐ、次の生理がくるまで2ヶ月空きました…
そろそろくると思っても身体はそんな気配がなく、30日を超えて1日1日をカウントし始めるとさすがに心配になってきました。
環境は一切変わってなかったので食生活の変化が身体にストレスを与えたのかな…ランチを食べた方がいいのかな…と思ってたけど、上記の良かったこと①〜⑥までをすでに実感していたのでそのまま続けていきました。
その後生理はしっかりきて、それからは生理不順はないです。
デメリット②お腹が空いて鳴り続ける
これ…結構辛くて恥ずかしい…
気持ちの問題だけだと思いますがいまだに10時半〜11時半くらいになる時あります…
デメリット③ひもじい…
以上。
取り入れて良かった1日1食
メリットの良かったこと⑧でも書いてますが、健康診断の結果が良くなったことは私にとっては驚きでした。
血液、脂質代謝、循環器、上部消化管に改善が見られたのです。
今も昔も毎日ビールを飲んでますが、肝臓系の数値は変わらず範囲内にいます。
子供がいるので実際はランチを食べてしまう時もあります。
でも、自分自身を拘束しようとしているわけじゃないのでそこは臨機応変ってことでいいのです!
綺麗に自分らしく生きるための食事のあり方。
ちなみに食事をいただくときの注意点ですが、昔はよく3角食べをしようねと言われてきましたが実は良くない、1皿ずつ完食することが胃腸などの消化器官にはベスト。
胃腸にとってはあれもこれもと多忙になり大変らしいです。
ちなみに、コース料理の順序を思い浮かべるといいですが、もちろんのこと野菜から食べるがさらにベストです。
なかなか出来ないですが…(汗)
この記事を見て、1日1食をしてみようかなと思える人がいると嬉しいです。